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この記事はWikipedia:ハサウェイ・ノア2008年12月13日 (土) 14:21の版を元に、加筆し作成されたものです。転載記事についての方針を参照。

ハサウェイ・ノア (Hassaway Noa)(U.C.0080年以降~0105年)は、アニメ作品群「ガンダムシリーズ」のうち、宇宙世紀を舞台とした作品に登場する、架空の人物。(声:花中康子Ζ)、佐々木望逆襲のシャア))

小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主人公として登場し、「マフティー・ナビーユ・エリン」という偽名を名乗る。

名前の由来はアメリカの子役俳優ノア・ハザウェイから。

人物 編集

ブライト・ノアミライ・ノアの長子。妹はチェーミン・ノア

第二次ネオ・ジオン抗争時に戦場へ出た経験を持ち、このとき13歳ながらニュータイプとしての素養や、MS操縦技術の才覚の片鱗を見せている。

彼が主人公とした『閃光のハサウェイ』は、アムロ・レイシャア・アズナブルの対立を一つの軸として、ララァ・スンを初めとする主要キャラクター達などが散っていった宇宙世紀における戦争の一つの世代を締めくくる物語であり、最後の「ガンダム」を駆るニュータイプであった。

劇中での活躍 編集

グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』) 編集

7歳。宇宙世紀0087年、母ミライに連れられ妹チェーミンとともにホンコンへと渡り、そこにアウドムラで到着したアムロ・レイと出会う。しかしその直後、アウドムラを追ってホンコンに到着したベン・ウッダーに拉致され、アウドムラのクルーを脅迫する人質とされてしまう。また、チェーミンと遊んでいる時に、フォウ・ムラサメと出会っている。

第二次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』) 編集

13歳。宇宙世紀0093年、シャア・アズナブルの地球寒冷化作戦を受けて、母ミライ、妹チェーミンと共に宇宙に上がり父親のブライトと合流しようとしたが、政府高官のアデナウアー・パラヤとその娘クェス・パラヤが割り込んだ為、スペースシャトル『天鹿(テンルゥ)』に乗れなくなってしまう。だが直前になってアデナウアーの愛人が同行を拒否した事と、ミライが持参した推薦状はジョン・バウアーからの物であった為に、バウアーに借りのあるアデナウアーは空いた一席をノア一家に譲ることにした。ミライは息子の成長を期してハサウェイをシャトルに乗せる事にし、自分と娘のチェーミンは地球に残る事にした。こうして、ハサウェイはアデナウアー、クェスと共に天鹿で宇宙へと出発した。

宇宙に上がってブライトと再会した後は、クェスと行動を共にし、好意を抱くようになる。しかしアムロ・レイとクェスと3人でロンデニオンをドライブしている時シャアと遭遇し、シャアの言葉に惹かれたクェスはシャアの元に走る。ハサウェイはクェスを追うため、ラー・カイラムに密航する。

その後、密航がブライトに発覚し、鉄拳による「修正」を受ける。アムロに引き止められても何としてもクェスを取り戻したいハサウェイは、そのためなら自分もMSで戦う覚悟はあると譲らず、乗艦を許されることになる。

戦闘が激化したため、周囲への敵意に満ち戦場での全ての生死を感じて苦しむクェスをハサウェイはそのNT能力で強く感じ取る。ブライトの指示で遺書をしたため、戦闘ブリッジには入られないがブリッジにいることを許されるが、クェスを感じていてもたってもいられないハサウェイは、ジェガンを強奪して無断出撃をする。

戦場に出たハサウェイは、ジェガンの頭部バルカン砲でネオ・ジオンギラ・ドーガを撃墜しクェスの元へと急ぐ。クェスのα・アジールに取りついて彼女の説得を行うが、そこにアムロの元へサイコ・フレームを届けようとするリ・ガズィに乗ったチェーン・アギが現れた。チェーンは、ハサウェイがいるにも関わらず攻撃を行い一度目の攻撃はハサウェイがα・アジールの武装を操ることで防御出来た。しかし、ハサウェイが説得を続けている最中に、チェーンの二回目の攻撃でリ・ガズィが放った一発のグレネードからクェスはハサウェイを庇う形で戦死。それを目を当たりにしたハサウェイはクェスの死によって錯乱状態となり、乗っていたジェガンビームライフルで、一応は味方であるはずのリ・ガズィを逆上して撃墜し、チェーンを殺害しまうと言う悲劇を迎える。

第二次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダムUC 虹に乗れなかった男』)

シャアの反乱終結後、ロンド・ベル隊により乗機のジェガンと共にハサウェイは収容された。しかし先の戦闘での精神的ショックにより、ハサウェイはそれから1ヶ月経過しても戦闘で何があったか吐露出来なかった。また搭乗していたジェガンは電装系が故障してフライトレコーダーが機能していなかった事とラー・カイラムのクルーの温情により戦闘記録は残されていなかった。つまりハサウェイが関与した戦闘で何があったかは連邦軍上層部が調べても情報が出てこず闇の中だった。しかし、ブライトが戦後の査問会にかけられた際に、ハサウェイがMSも無断搭乗した軍規違反の罪状とカムランが核を無断で持ち出した罪状は共に嫌疑をかけられた。これら二つの罪状は、ブライトが連邦軍上層部とアクシズ・ショックの隠蔽を行う取引を承諾したことで訴追を免れ、ハサウェイとカムランは無罪放免となった。

なお、劇場版の原案シナリオを元にした小説版(小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)ではカタパルトデッキの混乱に乗じてジェガンに搭乗し、戦場に飛び出す所までは共通しているが、此方ではアムロを殺そうとしたクェスを発見しジェガンのビーム・ライフルを発射。それがたまたま、α・アジールのコックピットに直撃しクェスが死亡。その事がハサウェイの心に大きな傷を残したという経緯で『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』と繋がる歴史となっている。

マフティー動乱(『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』) 編集

25歳。宇宙世紀0105年。「第二次ネオ・ジオン抗争」の最中、好意を持った少女をその手にかけ、青年となった今もその存在を背負い続けるハサウェイは、鬱病の治療も兼ねて植物監察官の候補生として地球に降下する[1]。この時代、そのような立場でもなければ地球に降りられなかった。自分にはニュータイプ的な才能はないと自分自身気づき始めていた中で、シャアの唱えた思想が「ただひたすら人類を産んだ地球を滅亡させてはならない。保全すべきだ」という一点にあることを知り、彼に共感する。

また植物観察の実習のために、植物監察官教授が住むスラウェシ島に行った時に、教授のもとに来訪したクワック・サルヴァー(インチキ医者)と自称する人物からマフティーの組織の存在を教えられる。クワック・サルヴァーから腐敗しきっている連邦の実態を教えられた彼は、本当は忌むべき行為だとわかっていたが、地球の体制に含まれている毒をとりだして、根源的な問題を人類のすべてに認識してもらうにはこの方法しかないと考え、「マフティー・ナビーユ・エリン」として組織に参加することを決意し、連邦政府高官へのテロ攻撃を開始する。

宇宙世紀0105年、アデレードの地球連邦議会では、地球を一部の特権階級が私物化できる法案が可決されようとしていた。それを阻止すべくミノフスキークラフト搭載型モビルスーツ「Ξガンダム」を駆り、アデレードを襲撃する。しかしその前に立ちふさがったのは、互いに友として認めあったケネス・スレッグ率いるキルケー部隊だった。Ξガンダムに装備されているミサイル型のサイコミュ兵器「ファンネルミサイル」を駆使し、アデレードをもう一息で陥落させるところだったが、ペーネロペーとの交戦中に、議会に張り巡らされたビームバリヤーによってΞガンダムは捕獲され襲撃は失敗。全身に大火傷を負ったハサウェイは捕らえられ、ケネスの指揮によりマフティーとして銃殺刑に処された。処刑される際に、「地球を守る、健やかな精神」を未来の人類が持つことを信じ、その可能性に希望を託した。享年25歳。

搭乗機 編集

他作品での出演編集

ゲーム『SUNRISE WORLD WAR From サンライズ英雄譚
原作と同じであるが、SWW本編の2話にてハサウェイを見つけたのは、ケーラ・スゥではなく、『機甲世紀Gブレイカー』(英雄譚シリーズの主人公作品)のカンジ・アカツキと『機甲戦記ドラグナー』のドラグナー隊(ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン)の4名。ハサウェイは、カンジ達に「クェスは、シャアに連れて行ってしまった」と「クェスは、ニュータイプ」と伝える。この話の後、カンジ達は「クェスは、必ず俺達が連れ戻す」と誓っている。

ギャラリー 編集

脚注 編集

  1. なお、劇場版『逆襲のシャア』から3年後を描いた『機動戦士ガンダムUC』においても、ハイスクールで植物学を専攻している事が語られている。

関連項目 編集

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