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この記事はWikipedia:バーザムから転載、一部修正し作成されたものです。転載時期は2011年以前であり、加筆も不十分であるため、不正確な情報や虚偽が含まれているおそれがあります。転載記事についての方針を参照。なお2014年以降は転載による記事の作成を禁止しています。

バーザム (BARZAM) は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する、架空の兵器。ティターンズの量産型モビルスーツ(MS)である。(型式番号:RMS-154)

機体解説[]

本機は開発経緯がはっきりしていないMSである。他のMSとデザインが異なりすぎ、接点がまったく見いだせないためである。一般的には以下の説が浸透しているが、ガンダムMk-IIとの関係は他のモビルスーツと同等に参考にされたぐらいであり、信憑性には疑問があるという声もある。公式ではガンダムMk-IIの簡易量産型になっている。[独自研究では?]


グリプス戦役におけるエゥーゴとの戦闘激化に伴い、ティターンズの絶対的なMSの配備数は不足することとなった。また、可変モビルスーツなど機動力・破壊力の高い試作機群を次々と戦線に投入してはいたが、これらは高度な操縦技術を要し、機体によっては強化人間しか扱えないなどで、一般兵が乗りこなすことができる主力量産機はマラサイまでに留まっていた。

そこで次期主力MSとして生産性の高い機体の開発が求められた。しかし、この要求は急務であったため十分な開発期間を確保することが出来ず、既存のMSの設計を基にして進められることとなった。そこでティターンズ技術陣は、純粋な地球連邦軍の技術のみで開発したガンダムMk-IIを基に簡易量産型の機体を開発する案を提出した。この案は採用され、旧ジオン公国軍系スタッフの手によりニューギニア基地で完成した(4番目の開発コード)。完成した機体はガンダムMk-IIの設計思想を引き継いでいるため機体性能は高く、同程度の性能を持っているといわれる。また他のMSのオプションも使用出来、高い互換性を有している。しかし、生産性を優先したため、過度な機体構造の簡略化の結果、そのフォルムは既存のMSのそれとは大きく異なっている。

頭部に配置されたメインカメラは(上記と矛盾するが)ジオン系技術者の影響もあり、モノアイシステムを採用している。胸部装甲は2重構造となっており、パイロットの安全性を考慮した設計となっている。上腕部にはマウントラッチが設置されている。カカト部の独特なヒール構造はガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]での運用試験を経て採用されたものである。なお、腹部・腰部は胸部と一体化しており、五角形の胸部下端から直接両脚が生えたようなデザインである。


固定武装は前腕部に内蔵された2基のビームサーベル。使用時には前腕部アーマーがスライドし、サーベルが射出される。専用のビームライフルはラッチを介して腕部にマウントするタイプのものであるが、場面によっては手持ちで扱っており、またその大きさも一定していない。一方、頭部にはバルカンポッドを側頭部と後頭部のラッチを介して装着可能である。これは外観こそガンダムMk-IIのものとは異なるが、基本構造は同一のものである。非公式の武装には本機のデザイナー・岡本英郎デザインの手持ち式グレネードランチャーがある(モデルグラフィックス別冊「プロジェクトZ」より)。その他、既存のMSの兵装も運用することが出来る。

本機は主にニューギニア、要塞ゼダンの門、小惑星ペズンなどに配備された。しかしながら、本機の投入はグリプス戦役末期だったため時既に遅く、大きな戦果を得られないまま終戦を迎えた。また、機体構造が既存のものと異なっていることもあり、本機からの直接的な後継機の存在は確認されていない。

劇中での活躍[]

機動戦士Ζガンダム』では、キリマンジャロ基地防衛戦やゼダンの門での戦闘、グリプス2での最終決戦時に登場しているが、雑魚メカ扱いで目立った活躍はしなかった。高性能ながら戦争終盤での投入により真価を発揮できなかった不遇の機体である。

他の量産型MSであるハイザックガルバルディβマラサイと比較しても、ジェリド・メサライラ・ミラ・ライラカクリコン・カクーラーサラ・ザビアロフのようなレギュラーキャラが一切搭乗したことが無い機体である。

ガンダム・センチネルVer解説[]

Mk-Ⅱの簡易生産機としての開発経緯や時代背景を考慮して「こうなる筈」のバーザム、Mk-Ⅱの意匠をのこしながらTVフィルム版の特徴を残しリファインされている。 胸部二重装甲・ハイヒール・頭部などの構成はそのままに、腰を追加、腕部・脚部をMk-Ⅱ的にデザインされバック・パックはMk-Ⅱの物を採用している。

ギャラリー[]

関連項目[]


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