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RGZ-95 リゼル(RGZ-95 ReZEL)は「機動戦士ガンダムUC 」および、それに関連する作品に登場するモビルスーツ。

概要[]

Zガンダムの量産を目的に開発されたRGZ(リファイン・ガンダム・ゼータ)シリーズの1機。ジェガンをベースに作られており、一部の内装をジェガンと共有することでコストダウンを図っている。ジェガン系モビルスーツとしては初の可変機構を搭載し、ウェイブライダーとして運用することが可能である。

機体[]

リ・ガズィの系譜のRGZ系列に連なる機体であるが、ZプラスR型リ・ガズィのようなバックウェポンシステムによる準可変機構ではなく、可変機構の弾力的運用を前提に、グリプス戦役時に廃案となったZⅡの設計をリファインする形で一応の量産化を成功させている。巡航形態はZガンダムのウェイブライダーとは異なり、ZⅡのそれと同様、メタス系のMAに近い。構造が比較的簡易なメタス系列の可変機構を参考とし、アクチュエーターや内装電子部品機器の部品規格をジェガンと可能な限り共有化させる事により、従来の可変機の多くにあった高コスト故の生産性の低さをクリアしている。加えて、Z系列機特有のピーキーな操作感も幾分緩和されており、新兵でも難なく扱う事ができる。開発系譜はΖ系列の機体でありながら、ジム/ ジェガン系譜初の可変量産機である。腰部から脚部スラスターにかけての形状はZZガンダム、FAZZ(ファッツ)等のMSZ-010系列に酷似しており、まさに本機は様々な系列のアナハイム製モビルスーツの機構的ノウハウがフィードバックされ結実したかたちとなっている。頭部エクステリアはゴーグル式カメラアイを採用したジム系に近いものとなっている。

名称は「リファイン・ゼータ・ガンダム・エスコート・リーダー (Refine Zeta Gundam Escort Lerader)」の頭文字の略称 (ReZEL) である。連邦軍内では「ロミオ(ロメオ)」なるコードネームでも呼ばれている。スラスター推力に余裕があり、その名が示すように宇宙空間で作戦空域へジェガンを牽引できるサブフライトシステムとしても利用される。

装備はメガ・ビーム・ランチャー、ビーム・キャノン付シールド、ビームライフル(Zガンダム同様の物をジェガン系のEパックと共用に改修)の他に、可変翼タイプのウイングバインダーをオプションとして装着する事で大気圏突入と飛行が可能であるほか、ディフェンサーユニットがaユニット、bユニットの二種類用意され任務により選択装着出来る。また、bユニットに含まれるメガ・ビーム・ランチャーを単独で装備して長距離支援も可能で、ビーム・ライフル等は、ロング・ビーム・サーベルとして使用できる。

ネェル・アーガマに一般仕様、指揮官仕様の計8機、ゼネラル・レビルにカラーリングを変えた機体、ディフェンサーユニットを装備した機体が複数機配備された。

登場作品[]

トリビア[]

ちなみに、デザイン発注時の仮称は「ZⅢ(ズィートライ)」とされていた。

関連項目[]

脚注[]

注釈[]

出典[]


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