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地球連邦軍

出典: GUNDAM Wiki

地球連邦軍(ちきゅうれんぽうぐん)は、複数の小説アニメ作品に登場する架空軍隊。本項目では特にガンダムシリーズの地球連邦軍について詳述する。

[編集] 宇宙世紀の地球連邦軍

[編集] 概要

設立は宇宙世紀に移行する前の西暦2009年(サンライズの宇宙世紀年表より)。地球連邦の軍事部門だが、連邦政府の文官や議員などはあまり登場しないため、作品によっては地球連邦軍=地球連邦であるかのように描かれる。大部分のサイドスペースコロニー群)をもその勢力下に置くが、政治的にはアースノイドの権益だけを擁護する目的で運用されることも多い。地球至上主義を掲げる連邦軍の一部隊ティターンズが地球連邦軍の実権を掌握した例もある。ティターンズと対立して戦ったエゥーゴも元々は連邦宇宙軍及びスペースノイドから発生した一派である。

シリーズに登場する諸勢力の中では最大の規模であり、また最も長期に渡り存続した。反面、劇中では非常に巨体な組織故の官僚主義や事なかれ主義が蔓延した組織として描かれることが多かった。現実の歴史においても第二次世界大戦の戦勝国であるアメリカやソ連の軍隊(前線の兵士は別としても)の上層部は、派閥抗争や既得権益の保護、予算の獲得に終始していたので、それらをモデルにした設定と言える。

第二次ネオ・ジオン抗争以降は新兵器開発にも消極的な傾向が見られるようになり、『機動戦士ガンダムUC』では、当時の最新鋭機のジェガンは愚か、それ以前の機体すら配備されていない部隊すらあった。また仮想敵のジオン公国とその系譜の組織が完全に絶えた宇宙世紀120年代以降は軍としての質が大幅に低下、クロスボーン・バンガードザンスカール帝国などの組織に圧倒される姿が多く見られた。特に150年代ではジャベリンジェムズガンさえも旧式化したというのに最新鋭機のジェイブス(小説版のみ登場)は満足に配備されず、半世紀前の機体であるはずのヘビーガンやジェガンさえも駆り出される有様だったようである(連邦政府の衰退により予算を獲得できず、数を揃えられなかったとも取れる)。

この組織は『機動戦士ガンダム』(宇宙世紀0079年)から『機動戦士Vガンダム』(宇宙世紀0153年)までの時代に登場する。更に後年を描いた『ガイア・ギア』(宇宙世紀0203年)の時代にも存在するが、『G-SAVIOUR』(宇宙世紀0223年)の時代では既に崩壊してしまっている。ただし、これら2つの作品を正史扱いするかどうかは微妙なところである(詳細は宇宙世紀の正史を参照)。

一年戦争当時、連邦軍総司令部は南米のジャブローにあったが、グリプス戦役初期には既に移転しており、ジャブローはエゥーゴによる襲撃を受けた直後にティターンズの仕掛けた核により自爆。それ以降、劇場版『逆襲のシャア』でチベットのラサから移転しているという台詞が存在しているだけで総司令部がどこに置かれたのかははっきりしていない。地球連邦に敵対する勢力は上層部の描写も多く、時には最高指導者自らがモビルスーツなどに乗って最前線で戦うことさえあるのに対し、連邦側は主人公の所属する部隊を中心に描かれ、それより上の指揮系統はあまり登場しない。

尚、地球連邦軍では「士官学校未卒の軍人は佐官以上の階級に昇進出来ない」とする規則が存在する。このため、一年戦争の英雄アムロ・レイの最終階級は大尉である。

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