宇宙世紀(うちゅうせいき、Universal Century:U.C.)とは、アニメ『ガンダム』シリーズのうち、『機動戦士ガンダム 』およびその派生作品の舞台となった架空の紀年法。また、それらのつながりがある作品と世界観そのものを指して「宇宙世紀」という場合もある。
呼称[]
通常「世紀」とは100年区切りに1世紀ごと増えるが、本項目では年をカウントする暦となっている。また、宇宙世紀の後に続く数字は英語読みされ、『0』は「オー」、『00』は「ダブルオー」と読む。例えば『機動戦士ガンダム』の舞台である「宇宙世紀0079」は「ダブルオーセブンティーナイン」と読み、宇宙世紀に入って79年目の年であることを指す。また、英語表記を略し「U.C.XXXX」と記載されることも多い。
『機動戦士ガンダムUC』劇中の地球連邦政府初代首相リカルド・マーセナスの演説によると、コロニー移民から始まる宇宙時代の世紀という意味では「ユニバースセンチュリー」とするべきだったが、「人類はひとつになれるという事実を普遍化し、協調し、一個の種として広大な宇宙と向き合う」という祈りを込めて、あえて普遍的世紀(ユニバーサルセンチュリー)と名付けたという(ユニバーサルという言葉には、「宇宙の」「宇宙的な」という意味合いもある)。