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この記事はWikipedia:ザクII2010年7月5日 (月) 04:36の版を元に、加筆し作成されたものです。転載記事についての方針を参照。

指揮官用ザクII(しきかんようザクツー、ZAKU II COMMANDER TYPE)は、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する、ジオン公国軍の量産型MSでF型をベースに機動力とそれに伴うプロペラント増加の改修をした機体で主にエースパイロットに支給された。指揮官用とは使用したパイロットが小隊などの指揮官が多かった為付けられた通称でザクⅡ S型が正式である。

シャア・アズナブル少佐が搭乗した機体が最も有名であり、シャア専用ザクIIの名で知られシャアザクと略される事も多い。主に中隊長以上の士官が使用したため、中隊長用、士官用などとも呼ばれるほか、型式番号からS型とも呼ばれる。

機体解説[]

F型を元に指揮官やベテランパイロット用に推力を30%増すなど細部が改修された機体で、主な改修内容はバック・パックのバーニア・スラスターを高出力タイプに変更脚部側面と甲面にスラスターを追加している。ただし、燃料タンクの増設は行われていないため、稼働時間は短くなっている。また、指揮官用に通信能力を強化するため、ブレードアンテナが標準で装備されている。また、基本的には宇宙空間用であったが地球降下作戦時に降下した機体もあり、各地の戦場で確認されているが、J型やG型が登場すると次第に姿を消していっている。このほとんどの機体は宇宙に戻されているが、一部の機体は予備機として使用していたようである。推力の増加を主な目的としているが、その分操縦の難度は上昇し、機体バランスを積極的に崩せる様なパイロットでないと、フルに発揮することは難しい。本機は、R型の先行試作型とされ、R型の設計思想をF型の設備で製造するというコンセプトの元、製造されている。本機のF型との部品共有率は80%以上であり、整備やメンテナンスの面でも歓迎されている。

機体使用した代表的なパイロット[]

指揮官はパーソナルカラーに塗装することを許されており、代表的な機体はシャア・アズナブル(少佐時)・黒い三連星「ガイア・オルテガ(ブレード・アンテナ無)マッシュ(ブレード・アンテナ無)」・ギャビー・ハザード(大尉時)・ロバート・ギリアム(中佐時)・ジョニー・ライデン(大尉時)などであり、それぞれのパーソナル・カラーの機体が確認されているが、大戦後期になると標準カラーの機体も確認されており、上位機種に転換後の機体が一般の指揮官に支給されていたものと思われる。

劇中での活躍[]

OVA「機動戦士ガンダム 08小隊」の中でノリス大佐が前線視察時に搭乗した機体が「S型か懐かしいな」と言う台詞から確認できる。

小説版『機動戦士ガンダム0083』ではノイエン・ビッター少将が同型機に補助ブースターを追加した機体を愛用している描写がある。

ギャラリー[]

関連項目[]

  • MS-06S シャア専用ザクII

テンプレート:MSG-MS

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