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この記事はWikipedia:アフターコロニーの機動兵器から転載、一部修正し作成されたものです。転載時期は2011年以前であり、加筆も不十分であるため、不正確な情報や虚偽が含まれているおそれがあります。転載記事についての方針を参照。なお2014年以降は転載による記事の作成を禁止しています。

トーラス (Taurus) は、テレビ『新機動戦記ガンダムW』及び『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場する兵器(モビルスーツ・MS)。

機体解説

エアリーズに替わる航空戦力として開発された可変MS。機体名はおうし座に由来する。メカニックデザインはカトキハジメ。背中のバインダーで両腕を覆うことにより、高速移動用の航空機形態に変形する。また、多少の調整で宇宙戦闘にも対応可能な高い汎用性を持つ。

MD(モビルドール)システムの実用化以降はコクピットを排除した無人型の生産が主流となり、有人型はこれら無人型の指揮統制に用いられた。無人型はパイロットへのGを考慮する必要がないため、驚異的な加速力(一瞬で8G以上まで加速しそのまま戦闘行動が可能)と反応速度を発揮する。後継機ビルゴの登場後も、その飛行性能の高さから高速戦闘や長距離任務において第一線で運用され続けた。

機体色はOZ正規軍仕様が黒、サンクキングダム仕様が白、ホワイトファング仕様が赤茶色と、勢力ごとに塗り分けられ区別されている。

接近戦用の武装は基本的に持たないが、素手や肘の突起、ビームライフルや鋭利な頭部先端を衝角として使用することができる。サンクキングダム仕様機はビームサーベルが新たに追加されている。

カトル・ラバーバ・ウィナーがサンクキングダム防衛戦に、及び記憶喪失時のトロワ・バートンも本機を使用する。ルクレツィア・ノインはOZ脱退後も最後までこの機体を使用し、ビルゴサーペントと互角以上の戦いを演じる。

設定段階ではノインが搭乗者として想定されており、彼女の(当初の)イメージ 「シャープ」を表現すべくデザインされた。実際はノインより険しい性格のレディ・アンが先に搭乗し、ノインはより母性的なキャラクター設定になったという顛末があった。

アビリティレベル

  • ファイティングアビリティ:レベル100
  • ウエポンズアビリティ:レベル110
  • スピードアビリティ:レベル125
  • パワーアビリティ:レベル110
  • アーマードアビリティ:レベル110

武装

トーラスカノン
機体の全長近い銃身長を持つカートリッジ式の大型ビーム砲。巡航形態時は背面にマウントした状態での使用も可能。OZ製量産MSの火器の中ではトップクラスの威力を誇り、ガンダニュウム合金をも融解させる熱量を持つ。有効射程距離も長く、レディ・アンの叛乱時の戦闘では、対要塞用兵器として複数のMDトーラスにより宇宙要塞バルジへ長距離の一点集中砲撃が行われ、月面基地へ接近中であった同要塞を揺るがしている。
なお、大気圏内運用の際は冷却装置の調整が不可欠であり、そのまま使用するとすぐさまオーバーヒートを起こし連射が出来なくなる。
名称こそ「トーラスカノン」と呼ばれてはいるが、本機専用というわけではなく他のMSでも使用可能。初登場時にはエアリーズが使用しており、またトロワ・バートン搭乗のリーオーが使用したシーンがある。シェンロンガンダムもビクトリア基地襲撃時にエアリーズより奪い取ったビーム砲を使用し、緊急避難中のトーラスを輸送機ごと撃墜している。
デザイン的には砲口が前方、銃把が後方のみにある点を除けば前後対称の独特なシルエットをしている。またその銃把も本砲の右側面にしか付いていないため、この武器は右手でしか使用できない。
設定資料集等には「トーラスカノン」と表記されているが、劇中では「ビーム砲」「MDトーラス専用ビーム砲」等と呼ばれている。また、『スーパーロボット大戦シリーズ』などのゲームでは「ビームキャノン」と表記される場合がある。
レーザーガン
高指向性のレーザーを発射する銃。プラネイトディフェンサーの防御フィールドを突破可能な数少ない武装であり、バルジ攻防戦では、WF軍のビルゴ対策として同要塞のトーラスが使用している。

ギャラリー

関連項目

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