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RGC-80 プロトタイプ・ジム・キャノンは大河原邦男メカニック・デザインのMSV-Rに設定された地球連邦軍の試作中距離支援用MS

開発概要[]

RX-77 ガンキャノンの中距離支援機としての総合性能は、予想通りに手堅い物で、そのまま量産化予定であったが、コスト面の問題から簡素化する必要が生じ、設計変更を余儀なくされた。変更内容はコア・ブロック機能を残したまま中距離支援機とするというものであったが、開発陣はRGM-79の生産ラインを使用して生産する事でコスト面の問題を解決する事として、RGC-79RX-77の部品を流用・改修して製造された。

機体解説[]

完成した試作1号機は頭部・武装(360㎜ロケット砲2門)はRX-77の物を流用しその他の部品をすでに生産が開始されていたRGM-79から流用・改修して使用されている。主な改修は砲の発射反動を軽減する為にRGM-79の腕部と脚部にカウンターウェイトを装備、バックパックをブロック構造に変更するという簡単なもので最初に完成した試作機を約5日で改修した。

運用試験[]

最初に完成した状態では低反動とはいえ、360㎜ロケット砲の装備による重心バランスと、砲の発射時の反動で命中精度が非常に悪くRX-77と同等の性能には程遠い状態であったため、急遽改修が行われた一部をRX-77から流用する形で期間短縮を図り約5日程で改修された本機はジャブローの射爆試験場での試射で充分な射撃精度とバランスを有していると評価されたが、2門同時発射時の反動による射撃精度は悪かった。結果として量産された機体は右側に1門360㎜ロケット砲装備に変更された。


関連項目[]

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