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この記事はWikipedia:V2ガンダムから転載、一部修正し作成されたものです。転載時期は2011年以前であり、加筆も不十分であるため、不正確な情報や虚偽が含まれているおそれがあります。転載記事についての方針を参照。なお2014年以降は転載による記事の作成を禁止しています。

V2ガンダム (V2 GUNDAM: VICTORY TWO GUNDAM) はアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する兵器で、主人公の後半の機体である。リガ・ミリティアが新しく自らの「自由の象徴」として開発したモビルスーツ(MS)。カラーリングは白と青、黄を基調とする。(型式番号:LM314V21)

劇中での活躍[]

43話ではミノフスキー通信によるV2のブーツにより、オールレンジ攻撃のように[1]V2のブーツ付属のビームライフル射出のタイミングとスピードをコントロールしている。その攻撃に気を取られた強化人間のファラが見失うほどのスピードでV2ガンダムは接近し、ビームサーベルで斬り付けている。また、49話でもV2ABでカテジナ搭乗のゴトラタンと交戦中に、爆発的にスピードを上げたために、肉眼的には目前から消えたかのような機動をしている。これをカテジナは「Vの字の残像を残して消えた」と表現している。漫画版においては、高速移動の結果あたかも分身したかのような作画がなされている(そのためか、『スーパーロボット大戦シリーズ』ではV2ガンダムは分身を特殊能力として所有している)。以上の例が示すように、V2ガンダムは劇中の演出からはかなりの超高機動が可能なMSとして描写されている。サナリィの月面施設で建造した[2]。特殊な武装としては腰部フロントアーマー内に小型の機雷も搭載しており、劇中では蟹の鋏のように展開させ露出させた放出口から、宇宙空間に散布していた。

光の翼[]

V2ガンダムの最大の特徴は、ミノフスキードライブの出力が上がると背部より出現する「光の翼」である。これはミノフスキードライブが供給されたエネルギーのうち推進力に変換できなかった余り分をビームとして排出することで発生する。本来のミノフスキードライブの機能を考えればこれは欠陥ともいえるのだが、劇中では敵を切り裂く武器としたり、敵のビームを防ぐ盾としたりと攻防に優れた武器として活用された。ビームシールドと一体化させて機体を覆った事もある。

戦場内でもV字型に輝く光の翼は非常に目を引くものがあり、リガ・ミリティアの象徴としてふさわしいものであったといえる。

コア・ファイター[]

分離時はVガンダムと同じくコア・ファイター内部に頭部が格納されるが、Vガンダムは頭部の半分程度が露出する機構になっているのに対し、V2では全て隠れるようになっている(カバー部を展開することで、頭部バルカンを撃つ事は可能)。

コア・ファイターの形状は航空機としては異質で、翼は垂直尾翼のみで他の翼は一切付いていない、これはミノフスキードライブユニットで力場を発生させ、全方向に対して反発推進が可能なためである。そのため非常に直線的なフォルムを持つ。この時代において最も高速が出せる機体。推進剤を必要としないため、理論上は亜光速まで加速可能。

脚注[]

  1. ただし、ファンネルほどの複雑な動きを見せているわけではない。
  2. 『ニュータイプ100%コレクション21 機動戦士VガンダムVOL.1 ÜSO'S BATTLE』角川書店、58頁

関連項目[]

テンプレート:MSGV-MS


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